甲子園の土はどこの土?持って帰る理由は?その後どうなる?

夏の風物詩

夏の風物詩と言えば、花火や祭りもそうですが、
忘れては、ならないのが

夏の甲子園球場で行われる、高校野球です。

球児達の暑い夏を毎年楽しみに
見ています。

私の知人に、野球をやっている小学生の子供をもつ親がいまして、
子供と一緒にに高校野球を見ていると

甲子園の土の事について聞かれるそうです。

たしかに、なぜ甲子園の土を持って帰るのかなど
子供にしてみたら不思議かもしれませんね?

今日は、そのような疑問を解決していきましょう

甲子園の土はどこの土?

甲子園の黒土の産地は

岡山県日本原、三重県鈴鹿市、鹿児島県鹿屋、大分県大野郡三重町、鳥取県大山などの黒土を
補充の時に変えています。

白砂の産地は

中国の福建省の白砂

黒土と白砂をブレンドして使っています。

割合は、春と夏では違い、夏は白球が良く見えるように
黒土を多めに入れています。

春は、雨が多いので水はけのよい白砂を多めに
ブレンドします。

甲子園の土を持って帰る理由は?

甲子園で負けた悔しさを忘れないために
持って帰る場合と

甲子園に出場できた記念に持って帰る場合があります。

また、人の考え方は様々で

・春は持って帰らない 夏に甲子園に帰ってくるから

・1.2年生は、持って帰らない 自分達が最後の年に持って帰る

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・優勝しても、記念に持って帰る

などの意見があります。

※入れ物は、スパイクを入れる袋に詰めるのが一般的です。

甲子園の土を最初に持ち帰ったのは?

元読売巨人 川上 哲治 (1937年、夏の23回大会)という説があります

決勝戦で負けた、熊本工の投手だった川上哲治選手は、
甲子園の土をユニフォームのポケットに入れ、自校の練習場に撒きました。

川上選手自身は、甲子園大会以外で同じことをしていた選手のマネをしたと
のちに語っています。

高校球児達みんなが、持って帰る土ですが、
二年ごとに補充をするので、

みんなが、お持ち帰りしても無くなることはないですね。

甲子園の土のその後は?

さて、持って帰った土の利用法を
実際に甲子園に出場した選手に聞いてみました。

自分の練習したグランドに撒く

※甲子園より三年間練習したグランドの方が
 思い出が詰まっているので大事だと言っていました。

小瓶に詰めて部屋に飾る

※悔しい時、辛い時に甲子園の土を見て当時の悔しさを
思い出すためにと言っていました。

その他

・植木鉢に撒いた

・自宅の庭に撒いた

など、様々です

まとめ

今年も甲子園で、どんなドラマが生まれるか楽しみです。

どんな土でも、その人によっては大切な物に
変わるのではないでしょうか?

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