夏野菜といえば、なすですが
なすは、栄養がないよ
なんて、噂もありますが
しかし、実際は嘘で、ちゃんと栄養があります。
今日は、なすの栄養成分や効果的な食べ方を
紹介しますね。
なすに栄養はない?
なすの主成分は、93%が水分と糖質です。
そのほかの栄養成分は
なすの栄養素(食材100g当たり)
・カルシウムが23mg
・ビタミンB1が0.02mg
・ビタミンCが11mg
・食物繊維が2.2mg
・カリウムが230mg
・鉄が0.2mg
・22カロリー
他の夏野菜のきゅうりやトマトと成分を比べても
タンパク質、ビタミン、ミネラル、脂質の含有量が低いです。
こういった事から、「なすの栄養はない」と間違った認識をされる
ゆえんでは、ないでしょうか?
なすの栄養効果は?
水分
なすの水分が93%と多いという事は、体を冷す効果があります。
暑い夏に、なすを食べて体を冷やすことで夏バテ防止できますね。
余談ですが、なすは、体を冷やすので妊婦には食べさせるなと言う事から
「秋ナスは嫁に食わすな」という言葉ができたと言う説があります。
ナスニン
ナスの紫色はナスニンと言うポリフェノールの一種です。
活性酸素の発生を抑制する抗酸化作用があり、発ガン抑制に効果的だったり
血栓ができるのを防ぐ血液サラサラ効果があったり、コレステロールを下げたり、目の疲れを改善する効果があります。
コリン
ナスに含まれている「コリン」という成分は、血圧を下げる効果がある。
血管の柔軟性を保ち、血管を強くする働きがあるので、
高血圧の方はもちろん、毛細血管からの出血防止や動脈硬化を
予防する効果があると言われています。
食物繊維
なすは、他の夏野菜に比べ食物繊維の含有量が多いです。
また、なすは、水分量が多いので便秘解消の効果もあります。
なすの栄養をとる食べ方
なすのヘタを黒焼きにして患部に塗ると、歯痛や口内炎
歯槽膿漏に効果があります。
黒焼きで歯を磨いてもOKです。
※イカ墨食べた後のようになりますが…
【なす/歯磨き粉】ナスジェットハミガキ130g【茄子の歯みがきこ/口臭・ヤニ・歯垢】 |
そのほかに、へたを乾かし煎じて飲むと、食あたりを改善させる効果があるといわれます。
また、なすのおろして搾った汁を、毎日イボに塗ると、
徐々にイボが消えていくといわれています。
まとめ
なすには、栄養がないは、まったくの嘘
それどころか、健康に凄く効果がある野菜である。
「秋なすは嫁に食わせるな」は、嫁にはもったいなくて
食べさせないのではなく
嫁(妊婦)の体を気を使った言葉だった。
コメント